Research Institute for Cultural Territory재단소개

設立趣旨

主権国家の排他的な権利宣言と独占的な権利行使のために人為的に設定された「国境」という壁に縛られた領土に対する人類の占取欲は、人類の文化を戦争の歴史へと帰結させてきました。これまでそうであったように、既存の政治的・経済的・法律的・軍事的概念として機能してきた国境と領土の概念が存続する限り、人類にとって戦争の誘惑と脅威は決して取り除かれることはないでしょう。

幸いにも21世紀に至り、科学技術・情報通信の発展、世界の行為主体の複合的・多重的性格、そしてこれにより深まりつつある世界の相互依存性と単一市場への帰属現象は、人類の一体化の可能性を示唆しています。特に国境概念の希薄化・消滅とともに、その壁に閉じ込められていた領土概念の変化と退潮、そして汎文化優位の時代へと移行する現象は、「文化の力」を土台とした人類平和の可能性を決定的に高める基盤となっています。

文化とは、その属性そのものが閉鎖的であったり排他的であったりすることのできない性格を持ち、人類共同の所有となるとき、より親密さを感じ、安定感を持つようになるものです。これこそ、私たち人類にとって既存の国境概念の次元を超えた新たな領土概念、すなわち「文化領土」という概念が必要な理由です。また、私たち国民が自らの文化に対して愛情と誇りを持たなければならない理由でもあります。